三井呑山 正念寺は日本有数の抹茶(碾茶)の産地である、愛知県西尾市にある真宗大谷派(お東)のお寺で、岡崎教区第11組に所属する寺院です。
三河の真宗寺院の約半数は蓮如上人の三河巡化をきっかけに建立されたものですが、正念寺もその1つで、山号の三井呑は創建時の地名からとったものです。
本尊 | 阿弥陀如来(南無阿弥陀仏) |
宗祖 | 親鸞聖人 |
宗旨 | 浄土真宗 |
宗派 | 真宗大谷派 |
本山 | 真宗本廟() |
経典 | 浄土三部経 仏説無量寿経 仏説観無量寿経 仏説阿弥陀経 |
教え | 阿弥陀の本願を信じ念仏を申せば浄土へ往生する身となる |
宗風 | ひたすらお念仏を申し聞法につとめる 朝夕のお勤めをする 祈祷 まじないや占いなどの 迷信にたよらない |
一二七一年(文永八年)、上町・実相寺の開山聖一国師が宋から持ち帰ったお茶の種を捲いたのが、西尾茶の始まりといわれます。
なんと七百年以上も前のことです。栽培・生産が本格化したのは明治の始め。今や西尾の抹茶生産量は全国一で、日本中の人々に親しまれています。